学名:Butastur indicus
日本、朝鮮半島、中国北部、ウスリー、アムール南部に生息。
あかまつ林や雑木林にすみ、日本では九州・四国地方に多い。
全長49p、翼長330o。翼開長108p。
鋭い爪で小動物や小鳥を捕らえて食べる。
別名キミタカ、シバサガシ。
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サシバは、本州以南の低山で繁殖する夏鳥なので、秋には群れで南の島へ渡る。
その「サシバの渡り」を観察するのが、多くのバードウォッチャーのポピュラーな楽しみにもなっているようだ。
観察ポイントとしては渥美半島の伊良湖岬や鹿児島県の佐多岬が有名である。
松尾芭蕉の句、「鷹一つ 見つけてうれし 伊良湖崎」の鷹は、このサシバを指しているようだ。
たまたま今回目に留まったので写真を撮ったサシバだが、色々調べてみると日本人には昔から馴染みのある鳥だと分かった。
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