パンパステンジクネズミ Cavy

齧歯目 テンジクネズミ科

モルモットの祖先

学名:Cavia aperea

 コロンビア、ベネズエラからアルゼンチン北部、ウルグアイに生息。
 体長20〜40cm。
 草食性。
 テンジクネズミ(モルモット)の祖先と言われている。

 古代インディオがこのパンパステンジクネズミを飼い慣らしたものが、現在のモルモットとして世界に広がったらしい。
 現地では、重要なタンパク源として食用にもされている。
 また、テンジクネズミ全般、胃腸の半分が盲腸という体のつくりになっており、ストレスなどに弱いようだ。
 上野動物園ではデグーと同じケース内で飼われており、ぱっと見た感じでは同じような色で区別がつきにくいが、しばらく観察していると、だんだん見分けがついてくる。
 こちらは耳が小さくて丸いのに対し、デグーの方は先が尖ったピンとした耳になっている。見比べてみよう!


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2009年7月
東京都恩賜上野動物園

西園、小獣館にて。デグーと同居していた。


パンパステンジクネズミの画像1
ふんふんふん
パンパステンジクネズミの画像2
くつろぎ中


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