食肉目 イタチ科 |
学名:Enhydra lutris
アメリカ、カナダ、ロシアの太平洋沿岸に生息。
日本でも20世紀初頭までは北海道の東岸から襟裳岬周辺の沿岸に生息していたが、明治期の乱獲がもとで絶滅。
野生種は、コンブ(ジャイアントケルプなど)を体にまきつけて眠り、貝の他にウニ、エビなどを体重の1/4ほども食べる。
ほとんどを海中で暮らし、日中の半分近くは毛づくろいをしている。後ろ足には水中生活に適した水かきがある。
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そのユニークなしぐさに釘付け |
ラッコは動物園と言うより、水族館の人気者で、今ではあちこちの施設で見られる。
一時期、水族館のお土産といえば必ずと言っていいほどお腹に貝殻を乗せたラッコのキーチェーンアクセサリーだったりした。例に洩れずうちにもいくつか・・・。
一番面白いのが彼らの食事の風景。イカやら貝やらを飼育員が投げて与えると上手くキャッチしせわしなく食べる食べる食べる!!!そんなに慌てなくても・・・。貝は皆さんご存知のように貝殻同士をぶつける、もしくは岩に叩きつけて割って食べる。その動作の機敏な事!!
また、2001年にアドベンチャーワールドに行った時は、一生懸命に毛づくろいをしていた。(画像はボケてたので消した。)その姿はまるで人間が顔や頭を洗っているかのようであるが、その手の動かし方のスピードがまた驚異的。衆人は皆、「かゆいのかな」等と言っていたがそれは間違い。体の油を毛に馴染ませ、浸水(?)しないようにしているのである。
因みに家の人はラッコを見る度、「ら〜っこらっこぉ〜」とラッコ男の真似をするので非常に恥ずかしい。
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