アフリカレンカク African jacana

チドリ目 レンカク科

羽の中に卵やヒナを挟んで?!

学名:Actophilornis africanus

 アフリカ(サハラ以南)の淡水の水辺に生息。
 昆虫、カタツムリ、植物の種子などを食べる。
 全長約25p。

 「アフリカレンカク」なんて聞き慣れない名前の鳥なので、きっとネットで検索しても何も出てこないだろうと思っていたら、そうでもなかった。
 この鳥は、オスの親が子育てをするそうなのだが、その際、奇妙な習性がある。
 な〜んと、親は自分の羽の中にヒナをしまいこんで、脇に挟むような感じで持ち運びするのだ。
 掛川花鳥園のページに綺麗な写真があり、決定的瞬間が写っている。
 この鳥は、下の写真でもお分かりのように足の指が長く、体重をうまく分散させて、水面の浮き草の上を歩く事が出来るのだが、まだ上手く歩けないヒナを連れて行くためにこんな手段を取っているようだ。
 ヒナの足がぷらんと出ている様は、まるで漫画みたい。練習すればなんでも運べそう?!(笑)


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2008年7月
とくしま動物園

フライングケージにて。足が木の枝みたい。


静止中 バサバサ中



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