学名:Orycteropus afer
エチオピア・ウガンダ・ケニア・タンガニーカ・ローデシア・ベチュアナランド、アフリカ南西部・南アフリカ連邦の草原に生息。
深い穴を掘って日中はその中に隠れている。
夜動き回り、シロアリの塔に穴を開け中に下を入れてシロアリを食べる。
頭胴長90〜120cm、尾長30〜50p。
ツチブタの捨てた穴は、ヘビ・コウモリ、小型の食肉類、ジリス・フクロウなどの隠れ家として使われる。
天敵はライオン、ヒョウなど。
ツチブタの動画
●2007年4月 姫路市立動物園
動いているツチブタ
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ブタと言う名前は付いているが実はブタではない。
歯が貧弱でシロアリを主に食べるので、アリクイの仲間と思われていたようであるが、実際はウマなどの種類に近いとか。
分類学的にも1属1科1種の珍しい動物のようだ。近畿ではこの姫路市立動物園にしかいないらしい。
写真のように爆睡していてちっとも起きなかったが、それもそのはず、夜行性動物だった。
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